カルテは診療機関の所有物ではないのでは?

診療記録(カルテ)って現状の制度では診療した医療機関が保管・管理するものになってるけど、本来は受診した個人の記録であって、受診者が管理すべきものなんじゃないかなぁと、常々思うわけで。

カルテを診療した医療機関に握られている限り、他の医療機関に移ったり、同時期に複数の医療機関にかかったりするときの負担が大きいんですよね。紹介状だって有料だし。

薬局だと「お薬手帳」みたいに、いつどんな薬を処方したのかを細かく伝えるようになってますし、同じようにならない理由ってあるのかなぁ。

もちろん、記載内容の信頼性をどう確保するかとか、受診者が自分のカルテを紛失したらどうするかとかの問題はあるけど、技術的に対処する余地はかなりあると思います。

こういうアイデアって既に議論が尽くされたものなんでしょうか。