緊急会議の議事メモ。
緊急会議(於竪町野田屋)を開催した件について。参加者はid:int128 id:shiget84 俺の3名。
- そもそも学生さんはSI業界としてどういう仕事をしているのかわからない。肝心のネットでは、多重下請や偽装派遣、デスマーチ、超過勤務とうつ病など、断片的な情報ってか愚痴しか見かけない。エンジニアの未来サミット関連。業界の現状について、いい悪いは別として、もう一度整理して説明できればいいよね。開発手法とプログラミング、管理形態と契約手法。プログラムでも異常系の実装とか、テストとか、仕事じゃないと積極的には実装しないよね。仕様書を書く意義、マネジメントが必要になる理由。
- 専門用語とか。「要件定義」「単体」「結合」「押下する」などなど。「立ち下りエッジ」が通じるのが面白かった。
- 方式としてどちらが優れているのかを、わかっていない人に説明するのって大変だよね。説明しないことはないけど手間はかかるし、そもそもなんでそんな上司が以下略。
- 例えば、グラスと煎茶碗、どちらも飲み物を給仕することは出来る。では、コーラを給仕するときにどちらを用いるべきか、理由を添えて説明しなさい。という例えが面白いと褒めてもらったので記しておくwww
- 「やりたいことは特にない」って、SI業界には向いてるような気はする。ユーザがやりたいこと(要件)をベースにシステム化するお仕事だから、やりたいことを自分で持つ必要はない。満たすべき条件を定め、それに流されるだけの簡単なお仕事です。やりたいことがある人、やりたいことを自分で決めたい人は、WEB業界とかガジェット屋とかが向いてるかも。「ユーザは何をしたいか」対「ユーザに何をさせたいか」か。
- クラス間の依存関係について依存の種類を幾つかに分類しつつ、同じ振舞いの違う処理系についてスコアを算出できれば面白そう。対象はあくまでも「存在する状態」、存在しないシステムに対しての予測は慎重でありたい。
- 生産性5倍の壁の話をあとで書くかも。ただ、話した以上の話題ではないから、また短いエントリになりそう。対面だと話しやすいけどエントリに起こすのは億劫なのって、あんまり良い傾向じゃない気がする。
- 「経験がモノを言う」ってのは、ある。けどそれって良い事じゃないよね。お仕事として。
- システム開発の何に時間がかかってるのかという学生からの質問に対し、説明資料作成、顧客のちゃぶ台返し、試行錯誤という現役からの解答。間違いではないけど、ちょっと断片的な気がする。もっと良い答えがありそうな…。
で、野田屋の2件隣、Bancoでワッフルをお土産に帰りました。キャラメールアーモンドはおすすめだお!!!ほうじ茶クリームをオマケしてもらったお!!!
これから首都東京方面に出張が多くなるようなので、そっちでまた会いましょう。