子供との信頼関係が壊れるとき

大学を留年してた時期だったか、母親に「中学校の担任の先生に、『かっちゃんはもっともらしいことを言うが、行動をともなわない』と言われたことがある」と言われたときは、それなのにショックだった。どれくらいかって、今でも覚えてるくらい。

いやまじであんたの指摘は正しいさ。でも、なぜそれを俺に言わない?で、なぜそれを親に言う?ってね。

お陰様で、中学3年のときにどんだけケンカしたことか。携帯から書くのが面倒くさいくらい、母親と言い争いの毎日だったよ。その後、10年は尾を引いたね。

せめて、もう少しマシな言い方をお願いいたしたい所ではあるけど、もしかしたら、その先生は俺を嫌いだったのかもね。その原因は俺にもあるだろう。思い当たる節もあるし。当人は軽い論評程度のつもりだったのかもしれない。でも、母親をして10年も記憶させ、その子供をしてさらに10年も記憶させるほどの影響を与えた。失われた20年(笑)。

教師や親なんて奴らは基本的にハッタリ勝負のお仕事で、多少なり強引さが必要になる場面もある。ただ、その強引さを自己肯定するのは、子供に対してあまりにも傲慢だ。特に義務教育期間は、お互いに逃げ場所もないし。

とまあ、自分の子ができて以来、自分の記憶を振り返る機会が多くなったかも。育児は第二の人生と言うもの。