TDD Boot Camp 北陸、自分的ふりかえり

3/13-14に開催したTDD Boot Camp 北陸から、もうすぐ1週間。幹事*1の立場から、ふりかえります。

まずは…

集まって頂いた方々、おつかれさまでした&ありがとうございました。遠方は首都圏、愛知、大阪からも、多数の参加を頂きました。どんだけ気合いが入ってんだよ!和田さんには、北陸での講演&コーチを快く受けて頂いて、本当に感謝しています。

把握してる限りの、皆さんの感想エントリです。

今回のイベントはMicrosoftのUGSSから金銭的な支援を受けています。また、支援物資を送って頂きました。Microsoftの長沢さんに感謝です。

また、企画や運営に関して、 ebacky さんから様々なアドバイスを頂きました。「すくすくスクラム」はもちろん、昨年12月に開催されたTDD Boot Campの立役者です。TDD Boot Campからは、とても良い刺激を受けました。皆さんの感想エントリを見てる限り、北陸にも伝わったのかなーとうれしく思っています。

会場が良かったとの声も多く頂きました。温泉は暖まった、夕食の猪鍋もボリュームいっぱいでした。ネットワーク回線が細いのが難点だけど、今後CATVを引いて、ブロードバンド化される予定があるそうです。支配人の中田さん、スタッフの方々に感謝です。

あまり良くなかったところ…

合宿の企画に関して、準備不足は否めません…。

「なんとかなるよ!」のスタンスで望んだ結果、2日目の時間が始まってから「どうしよう」と焦ってしまいました。和田さんに頼りすぎてしまったことは、もう少し何とかならなかったかなと思っています。

事前アンケートと参加表明時のアンケートも多数ご協力いただいたにも関わらず、あまり活かせていないのも反省点です。事前アンケートは「中間発表」で止まりっぱなしだ…!

あと、2日目の午前。気付けば2時間ぶっ通しでの講義スタイルになっていました。あれは、途中で休憩を入れるべきでした。

レガシーコードの用意も中途半端でした。1時間くらいでケリをつけられる程度、せめて「今一応動いてはいるよ」という地点から課題を設定して、スタートしたほうがよかった。「レガシーコードネタが望まれてる」というのは前日には判っていたことで、準備する機会はあったが、しなかった。

午後のレガシーコードとの格闘も、Javaチームは先導者なしに数人で掛かった結果、右往左往して成果を出すことはできなかった。議論は面白かったけど、一人の参加者としてもう一歩先が見れればもっと良かったのに、と思っています。12月のTDD Boot Campでは、Nulabの縣さんやOdd-e Japanのミルズさんなど、多数のコーチからアドバイスを受けることができて、あれは本当に良かったと思っています。

ネットワークが普通に使えれば、レガシーコードの収集とかも楽だったかもしれません。「決定を遅らせる」ためには、インフラやツール類のサポートが重要だと感じました。

あとこれは個人的に、「プログラム書くぞ!テストで駆動するぞ!」という準備がされてなかったのはあります…。1日目午前のデモに呼ばれた時はドキドキしたw

@Test
public void _1を渡されたら1と返す()

の仮実装を愚直に

if (n = 1) return "1";

とした方が説明としてはよかったと思ってます。細かいことを気にしてるなーと思うけれども。

思い出の時間

id:rch850が、撮った写真を公開しています。思い出に浸りましょう。

そして次へ

id:bleis-tiftが、TDD Boot Camp 名古屋を企画しているようです。

名古屋では、「名古屋アジャイル勉強会」なんかもあるようで、また刺激的なイベントになろうかと期待しています。楽しみにしています!もちろん参加しますよ!できる限りの協力をさせて頂きます!

*1:主催者ではない。「運営側」とも呼びたくない。