家でおしごと、まずは妄想から

自分の中期的なテーマは「家でおしごと」、いわゆる在宅勤務な気がしたので、これから可能性を探るべく、まずは妄想してみます。

タイトルはデブサミ東北の発表「家でおしごと / いつまでも構想中 / Developer Summit 2011 Tohoku」から頂きました。いい写真だなぁ…。

メリット

通勤時間が不要

今の会社では片道20km30分、往復40km1時間程度の自家用車通勤だが、それが基本的にいらなくなる。1時間の節約、もしくは拘束時間が9時間が8時間に減ると考えてもいい。、燃料費8,000円の節約になる。もしかして、車1台なくてもいいかもしれない(北陸ではそりゃなさそうだけど)。あと、事故の危険性が減るのは嬉しい。

東京なんかだと、通勤1.5時間とかよく聞くので、毎日3時間の節約と考えるとそりゃすごいよね。人生得するよね。毎朝の通勤疲労や交通の乱れによるストレスなんかもよく流れてくるので、とてもいいだろうと思う。

空いた時間は、電車に揺られず読書するなり、学習にあてるなり、運動しに行くなり、子どもと遊ぶなり、なんでも。

遠隔地在住でも問題ない

っつか、普段通勤しないのであれば、地方に住んでてもいいじゃない。
金沢から週一回東京で対面することを考えると、航空機で諸々往復4時間、3.5万円程度が4回で14万円、…って、結構かかりますね。新幹線が通れば、もう少し安くはなるかもしれない。

課題

職場内のコミュニケーションが薄くなる

普段の仕事でのやりとりをオンライン化する方向にはなるだろうけど、それでも、やっぱり対面に敵わない。やっぱりオラ、付箋が好きだっ!

ペアプロとかも出来ない…とは言わないが、やりにくいだろうと思うんで、教育や技術の伝承なんかも上手くいかないかもしれない。

チケット管理やチャットなどのオンラインコミュニケーションに慣れる必要はあるだろう。

あと、人事上の評価をどうするかっていうのも、もしかして難しいかもしれない。

セキュリティ

大手のSIerさんとかだと、これだけでもう不可能だろうと思う。けど、VPNなんかを活用することを考えると、そんなに厳しいことはないんじゃないかと思ったりする。実際に、大手さんが3G経由でネットワーク入って仕事してたりするし…。むしろ、二次請け以降のほうが気を使い過ぎて萎縮するような気もする。

もしくは、今までザックリベースでまるっと機密扱いとしてた資料を、たとえば顧客の情報が入ってるかとか経営情報が入ってるかとか、もしくは設計資料とテスト環境だけなのかとか、そういう細かめな管理が必要になるかもしれない。この辺り、当たり前にやってるようで、実はみんなざっくりとしか扱っていないだろーとタカをくくっています。

家に環境整ってない

書斎なんてないし、子どもはうるさいし、ベッド近くて吸い寄せられるし。

物を整理してスペース開けてみたり、机や椅子なんかを買ったりがいるかもしれない。もしくは、「仕事モード」への切り替えができるようならないかんかもしれない。

今後の方向

やらないこと
やること
  • 事例を聞きたい

今日のまとめ

現状、「家でおしごと」スタイルはそれほど取られてはいないと思うし、自分が勝手に心の師匠扱いしてる人たちだって、ほとんどの人はオフィスに通ってるはず。XPでいう「全員同席」は言わずもがな。でも、ここ数年で色んな道具が整ったり方法論がまとまったりとかする中で、可能性は広がっているのではないでしょうか。その辺りを探りつつ、よりよいワークスタイルを目指せればなーと思っています。

ということで、主として在宅で仕事してる方だったり、半分くらい在宅だよって方いらっしゃれば、どんなスタイルでしているのか、どんな課題があるのか、もしくは職場側にどんなメリットを与えられるのかなどあれば教えて頂ければ幸いです。

また、在宅してみた/してもらってみたけど駄目だったとか、「いや在宅とか無理だろ」とかの方のお話も聞きたいです。