白票と棄権票の分類上の違い。
選挙に行かない人間は世の中に対する不満を云ってはいけない。支持する人間が居ないなら白票を投じるべきだ。
うんぬん。
http://d.hatena.ne.jp/rokugen/20070730#1185724525
同じような疑問を持っていたので、折角だから票に関する分類をまとめてみた。参考にしたのは、故青島幸雄氏や世界のマタヨシ氏も出馬した前回の参議院選挙の東京都選挙管理委員会の結果。
- 選挙当日有権者数
- 投票者数
- 有効票数
- 無効票数 ←白票やハゲが居ない「ハゲ」票
- 持ち帰りと思われる数
- 不受理と決定した数
- 棄権者数 ←投票所に行かなかった人
- 投票者数
白票を投じた人と棄権者の最大の違いは、投票者に属するか属さないかであり、
投票率=投票者数/選挙当日有権者数
であることに注意すると、白票を投じることで投票率を上げることが出来るらしい。
ここから先は「投票率」に関する報道の社会的影響や最低投票率の問題に関係しそうだけど、まぁ取り敢えずそのベースとして。
ところで、「不受理と決定した数」って何なんだろね。
追記:そもそも、消極的な政治への参加方法ってどうすべきなの?という問題なのかも。一番マシなのに入れる派、白票を入れる派、棄権派、それぞれの行動が与える影響の違い。どちらかといえば、世の流れは「積極的に政治に参加しましょう」。
さらに追記:「梨花は選挙に『行ってません』」の、mixi住人からの反応が厳しい。⇒http://news.mixi.jp/list_quote_diary.pl?id=263024
投票率自体は全国平均58.64%、前回と比べて極端な変化はないことを考えても、なんでmixi住人がこんなに厳しい反応なのか、興味深い。