リスクの見積もり

合理化ってのは - novtan別館に対して

ある速度において、その速度での停止距離以下の車間はリスクがある。しかも、それは信号待ちでの車間距離より長い。
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とブクマしたら、

「そのリスクは不断の努力で解決すべきだ!寝不足だからと言って事故を起こすのは責任感の欠如だ!不眠不休は仕事だから当たり前」って言う人を説得できればよいのですが…
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とのコメントを頂いた。確かに難しい。寝不足も含め、然るべき職には然るべき体調管理は必要なんだけど、それは置いといて。

  • そのリスクを努力で解決できるなら、どうすればいいのですか?
    • ⇒丸投げ。「それはお前が考えろ」
  • じゃぁあんたがやってみろ。
    • ⇒ケンカに。
  • 俺には無理です。
    • ⇒クビに。そんな仕事やめてしまえ、ってのはごもっとも。

なんでこんなに認識の差が生まれてしまうかっていうと、そのリスクへの認識の違いなんだろうと思う。普通、リスクっていうと、統計的に導き出される確率だったり期待値だったりするけど、それは実際に起こるかどうかとは関係ない。特に人が絡む問題の場合、その人の能力に依存する部分も確かに存在する。「俺は反応が早いから空走距離は短いんだ」的な。こんなことを言う人が運転する車には乗りたくないものですが。
で、結局そのリスクに対する決定的な説得なんてない。決定的に起こるなんてことが言えないから。
だから、労働法とかが必要になるんだろうなぁと思いました。
みんながみんな、懸命な判断が出来ればいいんだけどね。それはそれで、タイヘンな世界だけど。