システムは壮大な寓話に例えられる

かなぁと思った。UMLの「アクター」とかって、「これをあなただとします」だし。

優れた例え話…寓話と言ってもいいけど、それは例えたいモノが取り得るどんな状態に対しても、その例え話上で辻褄が合う。劣った例え話は、例えたいモノのある側面では辻褄が合うけど、別の側面ではとたんに辻褄が合わなくなる。この「例え話」を「システム」、「例えたいモノ」を「ユーザ要件」と言い換えられるんじゃないかという思い付きです。

「二度あることは三度ある」というシステムと、「三度目の正直」というシステム。これから未知の三度目を迎えるユーザが、その三度目を予測するために欲しいシステムは?

ユーザが持っている「要件」、つまり「やりたいこと」という概念…その概念自体不明瞭なのが普通で、数あるシナリオから統合的に類推されるものでしかなかったりするけど、その「要件」に対応するように計算機上に構築されたモノ…普通プログラムと呼んでいるモノが、ユーザが本当に欲しいシステムである、と言いますか。そのシステムを理想システムとでも呼んでみるかな。その理想システムは任意の機知のシナリオに対して妥当な出力をすることは勿論、その概念上に存在する任意の未知のシナリオに対しても妥当な出力ができる、とか。

UIはその概念上に存在するシナリオの一部を表しているが、その概念上に存在する任意のシナリオではない。はぶさんが言ってた「情報」ってよくわからないけど、この「概念」と「シナリオ」の間にあるものなんだろうか。

…まとまんねーなぁ。あとで書くかも。