キンタマをつかまれない様にするには

つまり、ユーザ側の視点からシステムのブラックボックス化を防ぐにはどうしたらいいのか。

詳細まで文書化して残すのが定石だけど、そんなのは上手くいった試しがない。ということで、ソースを管理してソースを読む方向って出来ないものかな。出来れば、かなり素敵な感じになりそう。

みんなが読めるソースを書くことが出来れば、設計書なんて不要なんだよね。要求仕様を詰める場面で、ソースをベースに議論するとか。これって妄言と言われるかも知れないが、実はシステム屋が顧客に、暗に求めてることじゃないかと思うんです。フローチャートなんてプログラムそのものだし、UMLだってプログラムそのものと何が違うのさ。「♀」みたいな人の絵が描いてあるだけだし。

あぁ、これって一つ大きな壁があって、素直じゃない設計と要求仕様のギャップを埋めるための工夫=「設計」が素直じゃないコードを生んでるっていう。このギャップで、SI業界が潤ったりするわけだ。いや、実際には混乱したりするわけだ。

要求仕様とコードのギャップを埋める。要求仕様=コードとする。これが出来れば面白そうだなぁ。

レジスタとかメモリなんてとっくに意識する必要がないし、配列すら意識しないでいい時代になってる。データベースへの意識をもっと抽象化できないかとか、例外処理のレイヤ化とか。まだまだ勉強することは多そう。