業務システムはTransaction Scriptで十分なのか
で、そう考えると「業務システムなんてTransaction Scriptで十分」ってのも納得できる。元々システムが小さかったり、サブシステム単位とかで機能分割がそれなりにされていれば、ヘタに多層化して冗長な構成にする必要はない。オレオレカプセル化というか、必要ないというよりメリットは少ない。今そこにあるコードが短いと、可読性や保守性にもつながるし。
ってか、そもそもユーザの業務システム自体がトランザクション・スクリプト的な解釈なことも多いしね。行政とかの「ワンストップ・サービス」が商売文句になるなんて、カウンターな好例。要件がトランザクション・スクリプト的なのにシステム設計をドメイン・モデルにするってのもまた混乱を招いたり。
結局、要件の定義次第、ユーザが業務をどう進めたいかによるんだろうなぁ。