規模ってより、契約と開発プロセスの関係だよね

以前から規模と開発プロセスの関係について考えてきたんですが、結局、「開発プロセスは契約に依存する」という結論になるような気がしてきました。規模と契約は影響しあう、規模に影響を受けた契約が求める開発プロセスは自ずと変わる、そんなところじゃないかなと思ってます。

契約とは開発グループ編成、つまり機能別のグループや詳細度に応じたグループ(良いか悪いかは別として!)の編成の仕方で、規模の大小によって、例えば案件全部を1〜2名で担当する場合と、機能別に2名*10グループの設計チームと5名*10グループの実装チームが担当する場合では、グループ間の責任分解の定義が違う。責任分解とその境界線をどう調整するかが契約なんだと。

設計と開発手法は関係する。開発手法と契約は関係する。設計、開発手法、契約の3要素は結合してるわけだ。↓な感じ。Design-Contract関係は、要件と成果物の関係かな。

設計+開発手法は開発者の仕事、開発手法+契約がマネージャの仕事みたいな感じ?いや、そうでもないか。

システム設計論的には、こいつらの結合を出来るだけ疎に保つのが必要…なのかな。