プログラマは店長件お客様

ITで仕事してる時もこういう事は多々あったんだけど、ロス自体が非常に少なかったのであまり実感として持っていなかったのだが、ロスが意外と大きめな飲食に来てみたらなるほどーと思った。
http://d.hatena.ne.jp/tonocchi/20081016/1224131994

自分も飲食店で接客のバイトしてたのでよくわかります。実際に働いてみると秒単位を争う仕事だったのが意外でしたねー。

例えばグラスと製氷機の位置とか、食器洗浄器と収納棚の位置とか、とにかく動線が最重要ですし、動線を確立できたらその動線に沿って動けるように準備する(食器洗浄器と収納棚の間に新しいタオルを数枚用意しておくとか)のも重要だったような気がします。と語るほど真面目に取り組んでたわけじゃないですがw

プログラミングの世界でも、仕様の確認とか実装、コンパイル、テストなど、1分とか10秒とかの中途半端な時間は極力無くしたいと思うことは多いです。

そう考えると、プログラミングを接客業で例えれば、コンピュータはスタッフでプログラマはお客様で、たまにスクリプトとか書いてスタッフを監督する立場にもなると言えそうな気がします。スタッフは良くも悪くもスクリプト通りに動く。

ということで、

自分がコンピュータになった気分だなー
http://d.hatena.ne.jp/tonocchi/20081016/1224131994

と感じるのもわかるよなぁと思ったわけです。

ちなみに一般的な話として、

動線の話は家庭の台所でも重要なので、「今ひとつ使いにくいなぁ」と思った場合、見直した方がいいかも。

例えば冷蔵庫→流し台→まな板→作業台→コンロの位置、付随する調味料の位置とか。一連の動作をシナリオ化して、発生頻度を優先してシナリオの動線に沿って冷蔵庫やレンジの位置、収納場所を決定する。塩や油、醤油は良く使うので手前に配置し、みりんや味噌はその後ろに置くとか。この辺は人それぞれだと思いますが。

何度か試行錯誤は必要ですが、気持ち良いくらい使い心地があがる…かも知れません。