元請け企業が用意すべきもの
セキュアに公開されたソース管理システムと課題管理システム、つまりhttps接続のcvs/subversionとtrac/redmineを用意してほしい。
で、下請だろうと大陸だろうと、同じ資産と課題を管理する。データ流出だって抑えやすい。移動時の紛失リスクと盗難リスクが0だもんね。データは基本的にWEB上で管理するから、ファイル交換による流出だって被害は減る。
運用の勘所を押えるには試行錯誤はいるかもしれないけど、これ用意するだけで結構違うと思うんだよね。SIerの方々、どうでしょう?それとも、もう実行済み?
何ならユーザに公開してもいいってか、突き詰めればユーザこそ、これで管理すりゃいい。そうなるとSIerの仕事は完全にコンサルに特化しちゃうだろうけどね。
そもそもこの業界、みんな情報隠しすぎなんだよね。設計情報とか、全体計画とか。内容を把握する義務を科したりとか言及できる権利を与えることと、情報を公開することは違う。計画と設計情報へのアクセス手段は、全てのプロジェクトメンバに対して確保されるべきだ。高級伝書鳩を使う時代にはコストの問題があったが、現代は解決する方法が幾らでも見つかる。