技術書を読んで何がうれしいって

知識セットとしてのまとまりを確認できることだと思うんだよね。
ネットの発達のおかげで一つ一つの知識を仕入れることは相当簡単にはなってるけど、ある知識、たとえば「DBMSとは」的な知識セットを網羅してるかどうかを確認することは難しい。バラバラの小さい知識の塊でしかないし、日々それは変わっていく。
定番と呼ばれる技術書を読むと、少なくとも執筆時点で網羅されるべき内容が書いてあり、持っている知識の位置を俯瞰できる。また、それ以上の要求に対するアプローチは明らかにできる段階ではないという、その技術のその時点での一般的に知られている限界もわかる。「あなたはDBMSについて何を知っていますか?」に、ある程度の自信を持って答えることができる。
だから、技術書は大事ですよねというお話でした。あんまり読んでないけどね!!