プログラマが作ったスケジュールはいつも壊される
スケジュールを作るプログラマが一番効率が良い。 - レベルエンター山本大のブログより。内容については同意します…というか、ほんとうにその通りだと思うけど、現状そんなに上手くいかない理由について列挙してみる。
- いつも急かされる。
- 2週間かかりそうなものを、マネージャから「1週間で仕上げてほしい」と言われる。2週間かかる根拠を求められ、FP等の数字を算出しても「1週間で仕上げてほしい」と繰り返される。
- 単純に説得に時間がかかる。場合によっては1週間以上使ったり!
- 時間をかけて説得できたらまだマシ。メンバーが"ハイ"と言えば万事おk、と思ってるPMはたまにいる。
- 顧客もまた然り。
- こんな調子で「1週間あれば大丈夫でしょ」と言われ続けると、その内「1週間あれば大丈夫かも」と何となくそう思ってしまうパターンはマジでよくある話。
- 「あの機能が1週間の見積もりなら、この機能も同程度だろう」で、ズレが拡大する。工数見積もりにおける「1つ位受け入れてもいいだろう…」は厳禁。
- 工数見積もりは絶対値。合意事項からがスタートです。
- そもそもスケジュールを決める権限がない。
- すでに決まっている。
- というか、契約済んでる。スケジュール変更は違約金扱いとなり、ほんと誰にもどうしようもないとか。
- スケジュールの調整依頼をするのはいいけど、スケジュールの調整に1か月かかるとか、納期3日前にスケジュール調整に乗り出すとか。
- 要件が曖昧すぎて予定の立て様がない。
- 技術的な調査が必要とか。顧客の検討待ちとか。
- これ、片方だけなら単純なんだけど、「両者で検討」がほとんどで、問題点の整理から始めようとか。
- コードのほかにどんなドキュメントが要求されるか、提示がないとか。
- 事後にエビデンス出せとかマジ泣ける。
んー、愚痴愚痴してるけど、愚痴もブレインストーミングの一つということで…。
結局、解決策を考えていくと、マネジメントとか契約の問題に帰着しちゃうんですよね。