本当はわかってるかどうかなんて、わかんねーじゃねか

という以上はないんだけど。

記事とブクマ反応が気になったので。あとでまとめたいけど、まとまりそうにねぇ。消すかもしれないし、消すほどじゃないから残すかもしれない。

絵画をテーマに相手の人…便宜上彼と呼ぶけど、彼と議論した内容についてはよくあること。だって俺自身も「生楽器なんて意味ないよな」なんて言ってた位だし、生楽器はメディアであると共に演奏者が選択したツールであるわけで、その演奏に対して偶然そのツールが選ばれたかも知れないが、その演奏はそのツールでしかなしえないモノだったという事実があるよなぁ…とかとか考えてました。現代にジョアン・ジルベルトがいるとして、まぁまだいるらしいけど、彼はギターを捨てるだろうか。で、それに対する返答は、そもそも彼が触れたい答えではなかっただけじゃないかと思うんですよね。
絵画自体の価値と絵画の経済的価値の2点から説明されたようだけど、彼に経済的価値の説明をするのは無意味。かといって、回が自体の価値に対しても残念ながら精神論に留まっていて説得力がない。
…なんて偉そうに書くけど、こりゃ2〜3日考えて気付くことで、文字通りの居酒屋議論ではここまで分析できない。

クリスチャン・ラッセンの絵はプリントでも変わらないからな」と言って笑ってた絵具屋さんを思い出した。

本とディスプレイの違いは解像度、携帯性、情報密度。文庫本はノートパソコンより軽い。

複写物の再現性は低い。
80号の絵を、ディスプレイにどうやって表現する?
油絵って、でこぼこしてるよ?

世の中⊂{理解できたもの⊂{好きなもの,嫌いなもの},理解できていないもの}
世の中⊂{理解できたもの⊂{興味があるもの,どうでもいいもの},理解できていないもの}
毛嫌い、差別による自己防衛。興味、時間、労力の節約。

何故、絵に興味があるのか。
絵の価値とは。
オークション。

世の中のほとんどの絵は自分にとってどうでもいい存在だという真実に気付けば、絵画展に行く意味が出てくるだろうと思う。