急な増員が仕事を遅らせる件は、いい加減常識にしてしまった方がいい

と思いますが、なかなかどうして。
普通に仕事を分担しようとすると、普通に準備期間が要りますよ、という普通のお話。それ以外の方法があれば教えてください。
そもそも理想的には定型作業など存在しえないソフトウェア開発現場において、簡単に「じゃぁ、分担すればいいんじゃない?」って言われて分担できる位なら、その定型作業をシステム化できないか考える方がよっぽど良い。

ちなみに元請-下請関係だと、システム開発手順の変更が難しいってのがめちゃくちゃ大きな、というか最大の弊害。フローチャートを書かなくちゃいけないとか、基準値から外れたバグ摘出率に対する言い訳を考えないといけないとか、「バグはないだろうな?!」「はい、絶対にありません!」なんてやりとりがあったりなかったり*1とか、そんな世界がないとは言わせません。

でー、重鎮に端を発してSI2.0とかイノベーション(笑)まで色々言われてるけど、究極的には「ユーザがやりたいことを書き出せば、即ちシステムが動作する」ような世界だとSI屋は完全に不要になるし、そこまでいかずともSI屋は「ユーザのやりたいことをシステマティックにまとめれば、即ちシステムが動作する」ような世界だったりして、その世界のソフトウェアエンジニア*2は「やりたいことをシステマティックに記述したらシステムが動作するようなシステム」を作る役割になるんだろうなぁ。と、「エンジニア2.0」を考えてみる - おごちゃんの雑文という記事を読んで思った秋の夜長。もう朝だけど。

あれ?もうそんな世界に入ってるような気がしてきたぞ。

*1:流石にこれは少ないだろうけど。

*2:プログラマとは呼ばない。意地でも呼ばない。