ボールを投げる

お仕事を進めるとき、顧客とか元請/下請とかに対して「ボールを投げる」って表現する、例えば「その問題って今どっちがボール持ってるんだっけ?」みたいに言う人がいるんだけど、そのボールは受け手が処理できる問題ではなかったり、そもそも正しい方向に投げれていなかったりして、最終的に問題が放置される傾向にある。

そのボールはどちらかが処理するものではなく、お仕事全体として誰かが処理しなければならないボールであって、投げた時点で自分のボールではないと言い張る無責任さを感じてしまった。

昔あるお仕事で、システムの担当者*1がユーザに対して初期データ入力を依頼しっぱなしにして、そのまま運用開始、クレームに発展したこともあったなぁ。量的に短期間でユーザだけで入力は不可能で、結局はこちら側から人員を無償提供。数日ほどパンチと確認作業に追われた*2っていう散々な結果だった。

ユーザ責任の作業でも随時確認し、ヤバそうなら対策を検討なり提案なりしていくことが必要です。

*1:自分じゃないですよ。一応。

*2:数日ならまだマシ?