設計書類としてのプログラム言語

詳細設計書なんていうものが無いほうがプログラミングがやり易いと考えている。
独断と偏見!?の優秀なプログラマーへの 7 つの要望!

超同意。
いっつもいっつもいっつも思うんだが、今日にプログラム言語以上に設計書として有効な記述方法ってあるんでしょうか?フローチャート?何それ?
ユーザさん向けの書類ならともかく、詳細設計書ってSEなりPGなりのプロ同士のコミュニケーションに使うものだから、日本語で記述したり図表で記述したりして「表面上のわかりやすさ」を取るメリットは少ないんじゃないかなぁ。それよりもクラスなりファンクションなりのインタフェースだけ決めて、テストケースなり書いてインプットに対する出力内容決めて、//TODOなりの認識タグ付けて「あとよろしく」ってさわやかに頼む方がよっぽど建設的なような気がする。逆にそこまで決めれないようなら、もっと抽象的な設計書のみで依頼するしかない。
そのために.NETとかeclipseなりの開発環境があるし、VSSなりCVSなりでバージョン管理すればよほど楽な気がする。
id:masayang:20070815*1でも触れられていたが、設計書なりの書類は出来るだけ少ない方がいい。Railsチュートリアルくらいしか触っていないからよくわからないけど、java+eclipseっていう極々ありふれた環境でもそれほど見難いものではない。見難いとしたらそれは作りの問題…設計方針を疑った方がいいと思う。
それでも詳細設計書が欲しい?それなら、詳細設計書に記述してある部分をソースコードに起こすようなプログラムを作って、それに追記するようにすれば良い*2。それが出来ない詳細設計書なんてのは捨ててしまえ。
なぜ「SE」は詳細設計書にこだわるのか?それは詳細設計書はテストできないから。テストできなければバグもない。バグがなければ責任もない。責任はプログラムでバグを出したPGにある。それを言いたいがために、頑なに「うちはコーディングしないんです」と仰っているような気もするが、それは今日も暑いからだろうか。
あー、暑い暑い。SEじゃなくてプログラマって名乗った方がいいのかなぁと思った一日でした。無能レベルに達する前に。

*1:修正:リンク先

*2:追記といっても継承して追記する方向で。そのまま追記したら単なる雛形作成になり、仕様変更に耐えられない